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SF32LB57xハードウェア設計ガイド — クロック、RF、ユーザーインターフェース

SF32LB57xハードウェア設計ガイドの一部

このページでは「回路図設計ガイドライン」のセクション5.3~5.5(クロック生成、RF、ユーザーインターフェース)を扱います。最小システムと電源に戻るか、ストレージと製造に進んでください。

5.3. クロック生成

クロック生成では、48 MHzメイン水晶振動子、32.768 kHz RTC水晶振動子に加え、RF、Bluetooth、RTC精度、低消費電力動作に影響する校正条件を扱います。回路図レビューとPCB配置の際は、水晶振動子の選定条件とレイアウト制約を確認してください。

5.3.1. 48 MHzメイン水晶振動子

推奨パラメーター:

表 5.3-1: 48 MHzメイン水晶振動子の推奨パラメーター
パラメーター 推奨値
負荷容量CL 7 pF~12 pF、8.8 pF程度を推奨
周波数許容差 <= ±10 ppm
ESR <= 30 Ω、22 Ω程度を推奨

原典では、CLとESRが小さいほど水晶振動子の消費電力が低くなるとしています。48 MHz水晶振動子の近くに並列マッチングコンデンサー用のフットプリントを確保してください。CLが12 pF未満の場合、原典ではこのコンデンサーを実装する必要はないとしています。

レイアウト要件:

  • 水晶振動子はチップのピン近く、可能であればシールド缶内に配置します。
  • PA、充電器、PMU、DC/DC、バッテリー、高速デジタル配線から離します。
  • 可能であれば表層に配線し、線幅を0.1 mm、配線長を3 mm~10 mmとします。原典のレイアウト図に従い、48M_XIと48M_XOの間隔を0.15 mm以上確保します。
  • 表層の水晶振動子キープアウトはリファレンスデザインに合わせ、水晶振動子の直下には配線しないでください。隣接層のグラウンド銅箔については原典内で指示が矛盾しているため、下記の注記を確認してください。
  • 3Dグラウンドシールドを設けますが、発振配線にグラウンドを近づけすぎないでください。

48 MHz水晶振動子のCL仕様範囲は7~12 pFで、約8.8 pFを推奨します。選択した水晶振動子について、製品ハードウェア上で発振回路との適合性と周波数誤差を確認してください。量産立ち上げフローに周波数校正を含め、ソフトウェアのデフォルト設定がすべての水晶振動子に適合すると仮定しないでください。

5.3.2. 32.768 kHz RTC水晶振動子

推奨パラメーター:

表 5.3-2: 32.768 kHz RTC水晶振動子の推奨パラメーター
パラメーター 推奨値
負荷容量CL 7 pFまたは11.5 pF(チップのデフォルトは11.5 pF、7 pFを使用する場合はレジスター変更が必要)。最低消費電力のため7 pFを推奨
周波数許容差 <= ±20 ppm
ESR <= 80 kΩ、38 kΩ程度を推奨

原典では、CLとESRを小さくすると水晶振動子の消費電力を低減できるとしています。32.768 kHz水晶振動子の負荷容量は7 pFまたは11.5 pFを選択でき、原典ではどちらも外付けマッチングコンデンサーは不要としています。それ以外の負荷容量を選ぶ場合は、回路を実測して必要なマッチング容量を決定してください。

レイアウト要件:

  • 水晶振動子をチップ近くに配置し、配線を短くします。
  • 線幅を0.1 mm、配線長を10 mm以下とします。原典のレイアウト図に従い、32K_XIと32K_XOの間隔を0.15 mm以上確保し、立体的にグラウンドでシールドします。
  • 表層の水晶振動子キープアウトはリファレンスデザインに合わせ、水晶振動子の直下には配線しないでください。隣接層のグラウンド銅箔については原典内で指示が矛盾しているため、下記の注記を確認してください。
  • 水晶振動子領域を電源、RF、USB、SDIO、ディスプレイクロック、充電ノイズから離します。
表 5.3-3: 推奨水晶振動子
水晶振動子 型番 メーカー 主なパラメーター
48 MHz E1SB48E001G00E Hosonic F0 = 48.000000 MHz、ΔF/F0 = -6~+8 ppm、CL = 8.8 pF、ESR <= 22 Ω、動作温度範囲-30~85 °C、2016サイズ。
32.768 kHz ETST00327000LE Hosonic F0 = 32.768 kHz、ΔF/F0 = -20~+20 ppm、CL = 7 pF、ESR <= 70 kΩ、動作温度範囲-40~85 °C、3215サイズ。
48 MHz SX20Y048000B31T-8.8 TKD F0 = 48.000000 MHz、ΔF/F0 = -10~+10 ppm、CL = 8.8 pF、ESR <= 40 Ω、動作温度範囲-20~75 °C、2016サイズ。ESRが大きいと静的消費電力がわずかに増加します。
32.768 kHz SF32K32768D71T01 TKD F0 = 32.768 kHz、ΔF/F0 = -20~+20 ppm、CL = 7 pF、ESR <= 70 kΩ、動作温度範囲-40~85 °C、3215サイズ。
32.768 kHz SF32WK32768D71T005 TKD F0 = 32.768 kHz、ΔF/F0 = -20~+20 ppm、CL = 7 pF、ESR <= 70 kΩ、動作温度範囲-40~85 °C、3215サイズ。
48 MHz CN4048M000885C822000 JWT F0 = 48.000000 MHz、ΔF/F0 = -8~+8 ppm、CL = 8.8 pF、ESR <= 22 Ω、動作温度範囲-30~85 °C、2016サイズ。
32.768 kHz DH2032K76807T2719002 JWT F0 = 32.768 kHz、ΔF/F0 = -20~+20 ppm、CL = 7 pF、ESR <= 70 kΩ、動作温度範囲-40~85 °C、3215サイズ。

32.768 kHz水晶振動子のCLはレジスター設定に合わせる必要があります。7 pF品ではPMUC->LXT_CR->CAP_SEL = 0、11.5 pF品ではPMUC->LXT_CR->CAP_SEL = 1に設定してください。推奨水晶振動子の多くは7 pFですが、ファームウェアによってはデフォルト値が異なる負荷容量を想定する場合があるため、EVT前に設定を確認してください。

原典内の水晶振動子下部の銅箔指示に不整合があります

原典では水晶振動子の下部銅箔について、クロック注記は第2層のグラウンド銅箔を少なくとも除去するよう指示し、クロック配線の説明は隣接層をキープアウトとしています。一方、断面図は配線下のL2にグラウンド銅箔を示し、積層の説明はL2を連続したグラウンドプレーンとしています。これらから独自に一つのルールを推定しないでください。PCBリリース前に、最新の承認済みSF32LB57xリファレンスデザインで確認してください。

5.3.3. 低消費電力クロック出力

Sleep、DeepSleep、Standby、Hibernateモードでは、PA24~PA27からRC10Kまたは32.768 kHzのクロックを出力できます。

Sleep、DeepSleep、Standbyモードでは、PA24~PA27からLPTIM2で生成した最大16 kHzのPWMクロックも出力できます。

5.4. RF

5.4.1. RF回路図

RF回路図の主な要件:

  • スプリアス除去とアンテナ調整のため、アンテナ経路にπ型マッチング回路用のフットプリントを確保します。
  • 参考回路図ではシャント位置にNCコンデンサー用のフットプリントを設け、直列位置に15 pF / 50 Vのコンデンサーを示しています。一方、原典では、すでにインピーダンス整合されたアンテナには追加のマッチング部品は不要としています。アンテナ設計とRF実測に基づいて実装部品を決め、図示の実装をすべての設計に適用しないでください。
  • マッチング回路はアンテナ側ではなく、チップのRFピン近くに配置します。
  • AVDD_BRFのフィルターコンデンサーをチップ近くに配置し、近傍のビアを介してコンデンサーのグラウンドをメイングラウンドに直接接続します。
  • アンテナ、マッチング回路、RF ESD保護、コネクターを1つの信号経路として設計します。

図 5.4-1: RF回路図のリファレンス

図 5.4-1: RF回路図のリファレンス

5.4.2. RFのPCB設計

PCB設計要件:

  • RF配線はシングルエンド50 Ωで引き回します。
  • ビアと層変更を最小限に抑え、表層配線を優先します。
  • 急角度や直角のコーナーを避けます。
  • RF配線の両側にグラウンド銅箔とビアフェンスを設けます。
  • RF配線の下に連続したグラウンドリファレンスを確保します。
  • RF配線をDC/DC、水晶振動子、USB、SDIO、ディスプレイクロック、充電器の大電流経路などノイズ源から離します。

5.4.3. RFの立ち上げと校正

RF性能は実測で確認してください。回路図どおりに接続できていることは、検証の出発点にすぎません。

RF立ち上げ時の推奨確認項目:

  • 48 MHz水晶振動子の周波数誤差と起動安定性を確認します。
  • 伝導試験で送信出力、周波数誤差、受信感度、変調品質を確認します。
  • 最終筐体、バッテリー、シールド缶、アンテナ配置を反映した状態でπ型マッチング回路を調整します。
  • ディスプレイ点灯、充電中、USB/SDIO/画面更新の動作中、モーター動作中、オーディオ動作中にRF性能を確認します。
  • 量産治具で水晶振動子の校正、基本的なRF試験、ファームウェア書き込みを行えるようにします。

Note

アンテナ整合は、最終製品に近い構造のハードウェア上で完了させてください。基板単体での整合結果は、通常、最終製品のRF性能を反映しません。

5.5. ユーザーインターフェース

5.5.1. ディスプレイ、タッチ、バックライト

パネルのタイミング、電源シーケンス、FPC配線、タッチによるウェイクアップ、ESD、バックライトのノイズは、基板の立ち上げ時に相互に影響することがあります。ディスプレイ、タッチ、バックライトを一つのインターフェース群として確認してください。

5.5.2. ディスプレイインターフェースの選定

SF32LB57xのLCDCは、デバイスの型番に応じて複数のディスプレイインターフェースに対応します。

表 5.5-1: ディスプレイインターフェース選定ガイド
インターフェース 用途 ハードウェア上の注意
SPI / QSPI 小型TFT/AMOLED、ウェアラブル向けディスプレイ 使用ピン数は少ない一方、帯域幅に制約があります。部分更新に適しています。
8080 MCU パラレル接続のディスプレイパネル シリアルインターフェースより帯域幅を確保できますが、使用ピン数が増えます。
RGB / DPI 中解像度・高解像度パネル ピクセルを連続出力するため、帯域幅とタイミングに厳密な設計が必要です。
MIPI DSI 高画素密度のAMOLED 少ないピン数で高帯域幅を実現できますが、初期化とシグナルインテグリティの設計が複雑です。
EPD 電子ペーパー リフレッシュレートは低く、VCOM、PMIC、波形の設計が必要です。
JDI Memory-in-Pixel方式の低消費電力ディスプレイ 常時表示や直射日光下での視認性が求められる製品に適しています。

ディスプレイに関する共通事項と例:

  • ディスプレイコントローラーは、3線式SPI、4線式SPI、2データ線SPI、4データ線SPI、16ビットRGB、16ビットMCU 8080、16ビットEPD、シリアル/パラレルJDIに対応します。
  • 対応する色深度はRGB888、RGB666、RGB565、RGB111です。最大解像度は1024 x 1024です。選択したデバイスで利用できるモードを確認してください。
  • 高解像度の設計では、インターフェース帯域幅、ディスプレイRAM、PSRAM帯域幅、リフレッシュ方式を早い段階で確認してください。
  • 独自のピン配置が不要な場合は、対象パネルのインターフェースに対応したSDK設定またはリファレンスデザインのIOグループを出発点にしてください。マトリクス配線には柔軟性がありますが、ソフトウェアでサポートされたIOグループを使うと、ドライバー開発と立ち上げのリスクを抑えられます。
  • パネルの初期化、電源シーケンス、インターフェースモードは、パネルメーカーのデータシートに従ってください。
表 5.5-2: ディスプレイIO設計の出発点
ディスプレイインターフェース 推奨する設計の出発点
SPI / QSPI ピン多重化表にある専用のLCDC1_SPI_*ピンを優先してください。マトリクス経由でLCDC SPI信号を割り当てる場合は、ディスプレイクロックを50 MHz以下にし、ドライブ強度を確認してください。
RGB / DPI 30 MHzを超える信号では、マトリクス経由のLCDC信号にPA22~PA50を使用してください。PA52~PA54はB1~B6に限り使用できます。低速設計では、タイミングを確認したうえでマトリクス割り当ても可能です。
8080 MCU 高速設計ではRGB/DPIと同じ高速信号向けピン群のルールに従ってください。パネルに合わせてバス幅、タイミング、ドライブ強度を確認します。
EPD EPDバスが30 MHzを超える場合は、RGB/DPIと同じ高速信号向けピン群のルールに従い、VCOMとPMICの制御ピンも確認してください。
JDI LCDC JDI信号マッピング表に従い、利用可能な場合はSDKで設定済みのパネル構成を優先してください。
MIPI DSI 選択した型番とリファレンスデザインで定められたDSI信号割り当てを使用し、ソフトウェア担当者とレーン配線およびパネル初期化を確認してください。
表 5.5-3: LCDドライバーの例
ドライバー メーカー 解像度 種別 主なインターフェース
RM69090 Raydium 368 x 448 AMOLED SPI, Quad SPI, MIPI-DSI
RM69330 Raydium 454 x 454 AMOLED SPI, Quad SPI, 8ビット8080 MCU, MIPI-DSI
ILI8688E ILITEK 368 x 448 AMOLED Quad SPI, MIPI-DSI
SH8601A Shenghe 454 x 454 AMOLED SPI, Quad SPI, 8ビット8080 MCU, MIPI-DSI
SPD2012 Solomon 356 x 400 TFT Quad SPI
GC9C01 Galaxycore 360 x 360 TFT Quad SPI
GC9B71 Galaxycore 320 x 380 TFT Quad SPI
ST77903 Sitronix 400 x 400 TFT Quad SPI
ICNA3311 Chipone 454 x 454 AMOLED Quad SPI
FT2308 FocalTech 410 x 494 AMOLED Quad SPI

以下の表に、各ディスプレイインターフェースの信号とピンの対応を示します。選択したパネルのインターフェースに該当する表を参照してください。

表 5.5-4: SPI/QSPIディスプレイ信号の接続
SPIパネル信号 57x信号 説明
CSx LCDC1_SPI_CS チップセレクト信号。
WRx_SCL LCDC1_SPI_CLK クロック信号。
DCx LCDC1_SPI_DIO1 4線式SPIモードではデータ/コマンド選択信号、Quad-SPIモードではDATA1です。
SDI_RDx LCDC1_SPI_DIO0 3線式/4線式SPIモードではデータ入力信号、Quad-SPIモードではDATA0です。
SDO LCDC1_SPI_DIO0 3線式/4線式SPIモードではデータ出力信号です。このピンとSDI_RDxを短い配線で接続してください。
D[0] LCDC1_SPI_DIO2 Quad-SPIモードのDATA2です。
D[1] LCDC1_SPI_DIO3 Quad-SPIモードのDATA3です。
RESET LCDC1_SPI_RSTB リセット信号。
TE LCDC1_SPI_TE MCUに送るティアリングエフェクト信号。

Note

専用のLCDC1_SPI_* Function 1ピンを優先してください。代わりにマトリクス経由のSPI信号(Function index 121-150)を使う場合は、クロックを50 MHz以下にし、GPIOのドライブ強度をDS1 = 0, DS0 = 1に設定してください。

表 5.5-5: RGBディスプレイ信号の接続
RGB888パネル信号 RGB565パネル信号 57x信号 説明
CLK CLK LCDC_DPI_CLK クロック信号。
DE DE LCDC_DPI_DE DEモードのデータイネーブル信号。
HSYNC HSYNC LCDC_DPI_HSYNC 水平同期信号。
VSYNC VSYNC LCDC_DPI_VSYNC 垂直同期信号。
R0 - LCDC_DPI_R0 赤データ0。
R1 - LCDC_DPI_R1 赤データ1。
R2 - LCDC_DPI_R2 赤データ2。
R3 R0 LCDC_DPI_R3 赤データ3。
R4 R1 LCDC_DPI_R4 赤データ4。
R5 R2 LCDC_DPI_R5 赤データ5。
R6 R3 LCDC_DPI_R6 赤データ6。
R7 R4 LCDC_DPI_R7 赤データ7。
G0 - LCDC_DPI_G0 緑データ0。
G1 - LCDC_DPI_G1 緑データ1。
G2 G0 LCDC_DPI_G2 緑データ2。
G3 G1 LCDC_DPI_G3 緑データ3。
G4 G2 LCDC_DPI_G4 緑データ4。
G5 G3 LCDC_DPI_G5 緑データ5。
G6 G4 LCDC_DPI_G6 緑データ6。
G7 G5 LCDC_DPI_G7 緑データ7。
B0 - LCDC_DPI_B0 青データ0。
B1 - LCDC_DPI_B1 青データ1。
B2 - LCDC_DPI_B2 青データ2。
B3 B0 LCDC_DPI_B3 青データ3。
B4 B1 LCDC_DPI_B4 青データ4。
B5 B2 LCDC_DPI_B5 青データ5。
B6 B3 LCDC_DPI_B6 青データ6。
B7 B4 LCDC_DPI_B7 青データ7。
表 5.5-6: RGBモード設定(各モードのLCDC_IFxビット割り当て)
LCDC信号 モード0(RGB565 Conf1) モード1(RGB565 Conf2) モード2(RGB565 Conf3) モード3(RGB666 Conf1) モード4(RGB666 Conf2) モード5(RGB888) モード6(8ビット幅RGB666) モード7(8ビット幅RGB888)
LCDC_IF0 B0 B0 - B0 B0 B0 R0/G0/B0 R0/G0/B0
LCDC_IF1 B1 B1 B0 B1 B1 B1 R1/G1/B1 R1/G1/B1
LCDC_IF2 B2 B2 B1 B2 B2 B2 R2/G2/B2 R2/G2/B2
LCDC_IF3 B3 B3 B2 B3 B3 B3 R3/G3/B3 R3/G3/B3
LCDC_IF4 B4 B4 B3 B4 B4 B4 R4/G4/B4 R4/G4/B4
LCDC_IF5 G0 - B4 B5 B5 B5 R5/G5/B5 R5/G5/B5
LCDC_IF6 G1 - - G0 - B6 - R6/G6/B6
LCDC_IF7 G2 - - G1 - B7 - R7/G7/B7
LCDC_IF8 G3 G0 G0 G2 G0 G0 - -
LCDC_IF9 G4 G1 G1 G3 G1 G1 - -
LCDC_IF10 G5 G2 G2 G4 G2 G2 - -
LCDC_IF11 R0 G3 G3 G5 G3 G3 - -
LCDC_IF12 R1 G4 G4 R0 G4 G4 - -
LCDC_IF13 R2 G5 G5 R1 G5 G5 - -
LCDC_IF14 R3 - - R2 - G6 - -
LCDC_IF15 R4 - - R3 - G7 - -
LCDC_IF16 - R0 - R4 R0 R0 - -
LCDC_IF17 - R1 R0 R5 R1 R1 - -
LCDC_IF18 - R2 R1 - R2 R2 - -
LCDC_IF19 - R3 R2 - R3 R3 - -
LCDC_IF20 - R4 R3 - R4 R4 - -
LCDC_IF21 - - R4 - R5 R5 - -
LCDC_IF22 - - - - - R6 - -
LCDC_IF23 - - - - - R7 - -

すべてのRGBモードでLCDC_IF24~LCDC_IF29は使用しません。

表 5.5-7: MCU8080ディスプレイ信号の接続
MCU8080 16ビットパネル信号 MCU8080 8ビットパネル信号 57x信号 説明
CSX CSX LCDC_8080_CS チップセレクト。
WR WR LCDC_8080_WR データ書き込み用のライトストローブ信号。
DC DC LCDC_8080_DC ディスプレイデータ/コマンド選択信号。
RD RD LCDC_8080_RD リードストローブ信号。
D[0] D[0] LCDC_8080_DIO0 データ0。
D[1] D[1] LCDC_8080_DIO1 データ1。
D[2] D[2] LCDC_8080_DIO2 データ2。
D[3] D[3] LCDC_8080_DIO3 データ3。
D[4] D[4] LCDC_8080_DIO4 データ4。
D[5] D[5] LCDC_8080_DIO5 データ5。
D[6] D[6] LCDC_8080_DIO6 データ6。
D[7] D[7] LCDC_8080_DIO7 データ7。
D[8] - LCDC_8080_DIO8 データ8(16ビットモードのみ)。
D[9] - LCDC_8080_DIO9 データ9(16ビットモードのみ)。
D[10] - LCDC_8080_DIO10 データ10(16ビットモードのみ)。
D[11] - LCDC_8080_DIO11 データ11(16ビットモードのみ)。
D[12] - LCDC_8080_DIO12 データ12(16ビットモードのみ)。
D[13] - LCDC_8080_DIO13 データ13(16ビットモードのみ)。
D[14] - LCDC_8080_DIO14 データ14(16ビットモードのみ)。
D[15] - LCDC_8080_DIO15 データ15(16ビットモードのみ)。
RESET RESET LCDC_8080_RSTB リセット。
TE TE LCDC_8080_TE MCUに送るティアリングエフェクト信号。
表 5.5-8: EPDディスプレイ信号の接続
EPD 16ビットパネル信号 EPD 8ビットパネル信号 57x信号 説明
CLK CLK LCDC_TCON_SDCLK ソースドライバーのクロック。
CKV/CPV CKV/CPV LCDC_TCON_GDCLK ゲートドライバーのクロック。
SPH SPH LCDC_TCON_SDSTL ソースドライバーのスタートパルス。
SPV/STV SPV/STV LCDC_TCON_GDSP ゲートドライバーのスタートパルス。
LE LE LCDC_TCON_SDLE ソースドライバーのラッチイネーブル。
OE OE LCDC_TCON_SDOE ソースドライバーの出力イネーブル。
D0 D0 LCDC_TCON_SDAT0 ソースドライバーのデータ信号ビット0。
D1 D1 LCDC_TCON_SDAT1 ソースドライバーのデータ信号ビット1。
D2 D2 LCDC_TCON_SDAT2 ソースドライバーのデータ信号ビット2。
D3 D3 LCDC_TCON_SDAT3 ソースドライバーのデータ信号ビット3。
D4 D4 LCDC_TCON_SDAT4 ソースドライバーのデータ信号ビット4。
D5 D5 LCDC_TCON_SDAT5 ソースドライバーのデータ信号ビット5。
D6 D6 LCDC_TCON_SDAT6 ソースドライバーのデータ信号ビット6。
D7 D7 LCDC_TCON_SDAT7 ソースドライバーのデータ信号ビット7。
D8 D8 LCDC_TCON_SDAT8 ソースドライバーのデータ信号ビット8。
D9 - LCDC_TCON_SDAT9 ソースドライバーのデータ信号ビット9(16ビットモードのみ)。
D10 - LCDC_TCON_SDAT10 ソースドライバーのデータ信号ビット10(16ビットモードのみ)。
D11 - LCDC_TCON_SDAT11 ソースドライバーのデータ信号ビット11(16ビットモードのみ)。
D12 - LCDC_TCON_SDAT12 ソースドライバーのデータ信号ビット12(16ビットモードのみ)。
D13 - LCDC_TCON_SDAT13 ソースドライバーのデータ信号ビット13(16ビットモードのみ)。
D14 - LCDC_TCON_SDAT14 ソースドライバーのデータ信号ビット14(16ビットモードのみ)。
D15 - LCDC_TCON_SDAT15 ソースドライバーのデータ信号ビット15(16ビットモードのみ)。
GMODE GMODE 任意のGPIO ゲートドライバーの出力モード選択。
VPOS VPOS - EPD PMIC信号。ソースドライバー用の正電源。
VNEG VNEG - EPD PMIC信号。ソースドライバー用の負電源。
VGH VGH - EPD PMIC信号。ゲートドライバー用の正電源。
VGL VGL - EPD PMIC信号。ゲートドライバー用の負電源。
VCOM VCOM - EPD PMIC信号。共通電極への接続。
WAKEUP WAKEUP 任意のGPIO EPD PMICのウェイクアップ。
PWRUP PWRUP 任意のGPIO EPD PMICの電源投入。
I2C_SDA I2C_SDA 任意のGPIO EPD PMICのI2Cデータ。
I2C_SCL I2C_SCL 任意のGPIO EPD PMICのI2Cクロック。
PWRCOM PWRCOM 任意のGPIO EPD PMICのVCOM_CTRL。VCOM有効化信号。
GOOD GOOD 任意のGPIO EPD PMICのパワーグッド出力。
表 5.5-9: パラレルJDIディスプレイ信号の接続
パラレルJDIパネル信号 57x信号 説明
VST/GSP LCDC_JDI_VST 垂直ドライバーの開始信号。
ENB/GEN LCDC_JDI_ENB ピクセルメモリーの書き込みイネーブル信号。
FRP/VA #LPTIM2_OUTB 液晶駆動信号(「オフ」画素)。
HST/BSP LCDC_JDI_HST 水平ドライバーの開始信号。
R1 LCDC_JDI_R1 赤の画像データ(奇数画素)。
G1 LCDC_JDI_G1 緑の画像データ(奇数画素)。
B1 LCDC_JDI_B1 青の画像データ(奇数画素)。
VCOM #LPTIM2_OUT 共通電極の駆動信号。
B2 LCDC_JDI_B2 青の画像データ(偶数画素)。
G2 LCDC_JDI_G2 緑の画像データ(偶数画素)。
R2 LCDC_JDI_R2 赤の画像データ(偶数画素)。
HCK/BCK LCDC_JDI_HCK 水平ドライバーのシフトクロック。
XFRP/VB #LPTIM2_OUT 液晶駆動信号(「オン」画素)。
XRST/INTB LCDC_JDI_XRST 水平・垂直ドライバーのリセット信号。
VCK/GCK LCDC_JDI_VCK 垂直ドライバーのシフトクロック。
表 5.5-10: シリアルJDIディスプレイ信号の接続
シリアルJDIパネル信号 57x信号 説明
SCLK LCDC_JDI_SCLK シリアルクロック信号。
SI LCDC_JDI_SO シリアルデータ入力信号。
SCS LCDC_JDI_SCS チップセレクト信号。
EXTCOMIN LCDC_JDI_EXTCOMIN COM反転極性の入力信号。
DISP LCDC_JDI_DISP ディスプレイのオン/オフ切り替え信号。

Note

RGB、MCU8080、EPDのGPIO選定: 信号周波数が30 MHz未満であれば、対応するLCDC信号を任意のピンに割り当てられます。30 MHzを超える場合、マトリクス経由のLCDC信号にはPA22~PA50を使用してください。PA52~PA54はB1~B6に限り使用できます。いずれの場合もGPIOのドライブ強度をDS1 = 0, DS0 = 1に設定してください。

表 5.5-11: タッチおよびバックライト信号の接続
CTPパネル信号 57x信号 説明
割り込み 任意のGPIO タッチ状態の割り込み信号(ウェイクアップ対応)。
I2C1_SCL 任意のGPIO タッチスクリーンのI2Cクロック信号。
I2C1_SDA 任意のGPIO タッチスクリーンのI2Cデータ信号。
BL_PWM 任意のGPIO バックライトのPWM制御信号。
リセット 任意のGPIO リセット信号。

5.5.3. ディスプレイとタッチの設計指針

  • ディスプレイとバックライトの電源は個別に制御し、製品要件で必要な場合を除き、起動時はオフにします。
  • 高速ディスプレイクロックでは、EMI調整用に直列抵抗と、必要に応じて未実装(NC)とするシャントコンデンサーのフットプリントを確保します。
  • FPC、ディスプレイコネクター、タッチ配線をRFアンテナ領域から離します。
  • タッチによるウェイクアップが必要な場合は、タッチINTをウェイクアップ対応GPIOに接続します。
  • ディスプレイ、タッチIC、MCUのIO電圧ドメインを一致させます。
  • 外部に露出するディスプレイおよびタッチインターフェースにはESD保護を追加します。
  • SPI/QSPIディスプレイ信号には専用ピン群を優先してください。RGB、8080、EPDなどの高速パラレルインターフェースには高速出力に適したピン群を選び、レイアウト上のタイミング整合性を保ちます。
  • SPI/QSPIをマトリクス経由で配線する場合は、クロックを50 MHz以下にし、GPIOのドライブ強度をDS1 = 0, DS0 = 1に設定します。
  • RGB、MCU8080、EPDの信号が30 MHzを超える場合、マトリクス配線にはPA22~PA50を優先してください。PA52~PA54はB1~B6に限り使用できます。

5.5.4. ディスプレイの立ち上げ手順

一度に確認する要素が増えすぎないよう、段階的にディスプレイを立ち上げてください。

  1. ディスプレイ電源、リセット、バックライト/イネーブル、パネルIDの読み出しを確認します。
  2. 安定して動作する最低速度で単色を表示し、RGBの順序、色深度、走査方向を確認します。
  3. 部分更新領域、TE信号、フレーム同期、コマンド/ビデオモードの動作を確認します。
  4. インターフェース速度を段階的に上げ、その後LVGL、ePicasso、DMA、バックライト調光を追加します。
  5. 最後に、スリープ、ウェイクアップ、画面消灯/点灯、充電器の接続/取り外し、Bluetooth接続中の動作を検証します。

画面のノイズ、ティアリング、色違い、断続的な更新失敗が発生した場合は、まずパネル初期化、インターフェースタイミング、ピクセル形式、更新領域、キャッシュコヒーレンシ、FPCのシグナルインテグリティを確認してください。

5.5.5. オーディオ

オーディオはノイズの影響を受けやすいサブシステムとしてまとめて確認してください。マイクバイアス、オーディオ基準電圧、アナログ入力、DAC出力、デジタルオーディオクロック、外部PA制御、筐体音響を一体で検討します。

SF32LB57xは、シングルエンド入力または差動入力に対応するアナログADC入力を2系統、スピーカーやヘッドホンの駆動に外部PAが必要な差動アナログDAC出力を1系統備えています。また、PDMデジタルマイク入力を2系統備え、合計最大4個のデジタルマイクに対応します。

5.5.6. アナログオーディオ入力

設計指針:

  • MIC_BIAS、AUD_VREF、AVDD33_AUDのデカップリングコンデンサーをチップ近くに配置します。
  • アナログマイク入力にはDCカットコンデンサーを追加します。2.2 µF以上を推奨します。
  • アナログ入力部品をチップのピン近くに配置します。
  • ADCPなどのアナログ配線は短くし、シールドしてノイズ源から離します。
  • 多重化GPIOをアナログ入力に使用する場合は、必要に応じてピンをハイインピーダンスに設定します。
表 5.5-12: オーディオ信号の接続
オーディオ信号 57x信号/ピン 説明
MIC_BIAS PA56 マイクバイアス電源。
ADC1P PA55 シングルエンドのマイク入力または差動入力の正側。
ADC1N PA09 差動入力の負側。
ADC2P PA10 シングルエンドのマイク入力または差動入力の正側。
ADC2N PA11 差動入力の負側。
PDM1_CLK / PDM1_DATA マトリクス経由で任意のGPIO PDMインターフェース1のクロック信号とデータ信号。
PDM2_CLK / PDM2_DATA マトリクス経由で任意のGPIO PDMインターフェース2のクロック信号とデータ信号。
DAC1P DACP 差動アナログオーディオ出力の正側。
DAC1N DACN 差動アナログオーディオ出力の負側。

図 5.5-1: シングルエンド・アナログマイク入力のリファレンス回路

図 5.5-1: シングルエンド・アナログマイク入力のリファレンス回路

参考回路では、各マイクのバイアスに1 kΩの抵抗を使い、4.7 µFのバイアス用デカップリングコンデンサー、入力に2.2 µFの直列コンデンサー、ADC入力からGNDに10 nFのコンデンサーを配置しています。これらは図示された参考回路の値です。選択したマイクとアナログ入力回路に合わせて確認してください。

図 5.5-2: PDMデジタルマイク入力のリファレンス回路

図 5.5-2: PDMデジタルマイク入力のリファレンス回路

参考図では、各PDMインターフェースに2個のマイクを接続し、クロックとデータを共有しています。左右チャンネルを区別するため、各マイクのSELECTピンを異なるレベルに設定し、各マイクの電源近くに100 nFのバイパスコンデンサーを配置しています。図のデータネット名はPDM1_DAT/PDM2_DATですが、信号表ではPDM1_DATA/PDM2_DATAと表記されています。実装時は対象デバイスのピン/マトリクス表で正式名称を確認してください。

5.5.7. アナログオーディオ出力

設計指針:

  • DACP/DACNは差動ペアとして配線します。
  • 配線を短くして長さを揃え、RF、DC/DC、USB、SDIO、ディスプレイクロックから離します。
  • 出力RCマッチング回路をチップ近くに配置します。
  • 寄生容量をオーディオ要件の範囲内に抑えます。
  • オーディオ電源と基準電圧の経路は、ノイズを抑えて短くします。

図5.5-3の推奨回路に従ってください。破線枠内の差動ローパスフィルターは、高周波干渉を抑え、オーディオ出力の信号対雑音比を改善するため、チップのピン近くに配置する必要があります。

図 5.5-3: アナログオーディオPA出力のリファレンス回路

図 5.5-3: アナログオーディオPA出力のリファレンス回路

図示のNS4150B回路は+5 V電源を使用し、DAC入力に100 nFのカップリングコンデンサーと43.2 kΩの入力抵抗を配置しています。PA51でアンプのイネーブルを制御し、5.1 MΩのプルダウン抵抗を設けています。図にはアンプの静止電流3 mA、シャットダウン時0.1 µA、プルダウン電流0.6 µAが記載されています。これらは図示された回路の値であり、PA全般の仕様ではありません。選定したアンプとシステム要件に照らして確認してください。

5.5.8. デジタルオーディオ

I2SおよびPDMでは、次の点を確認してください。

  • ペリフェラルのIO電圧を一致させます。
  • クロック配線長、クロストーク、基準グラウンドの連続性を確認します。
  • マイク、コーデック、PA、MCUの電源シーケンスを確認します。
  • スリープ中にデジタルオーディオペリフェラルが安全な状態になることを確認します。

5.5.9. オーディオの検証

オーディオの問題には、ハードウェア、筐体、ソフトウェアゲイン、電源ノイズが同時に関係することがあります。次の項目を検証してください。

  • アイドル時、録音時、再生時、充電中のノイズ。
  • ディスプレイ更新、Bluetooth送信、モーター振動、USB接続、SDIO動作中のクロストーク。
  • マイクバイアス電圧、DCカットコンデンサーの極性と容量、入力同相電圧範囲。
  • DACP/DACNの差動出力レベル、負荷整合、外部PAの入力範囲。
  • PDM/I2Sのクロック周波数、チャンネル割り当て、サンプルレート設定。

5.5.10. カメラ

カメラインターフェースは最大16ビットのDVP、2データ線SPI、および4データ線QSPIに対応します。

設計指針:

  • インターフェース幅、クロック、同期信号、データ線、ピン多重化設定を確認します。
  • カメラ電源、リセット、PWDN、クロックをMCUから制御できるようにします。
  • カメラのデータ線とクロック線は長さを揃えてまとめ、RFおよびアナログ信号から離します。
  • 高速カメラ配線の基準グラウンドを連続させます。
  • 必要に応じてカメラコネクターまたはFPCにESD保護を追加します。

推奨するカメラの立ち上げ手順:

  • まずカメラ電源、リセット、PWDN、MCLK、I2C/SPI制御経路を確認します。
  • センサーIDを読み出し、初期化テーブルと出力形式を確認します。
  • 低解像度・低フレームレートのモードを使用して、PCLK、VSYNC、HSYNC/HREF、データ線の割り当てを検証します。
  • 基本動作が安定してから解像度とフレームレートを上げ、ディスプレイ更新、ストレージ書き込み、Bluetooth接続と同時に動作させて確認します。
表 5.5-13: センサー例ごとのカメラ信号接続
GC032A SPI4 GC032A DVP8 GC2145 DVP8 OV2640 DVP10 57x信号 説明
SBDA SBDA SIO-D SIO-D 任意のGPIO I2Cデータ信号。
SBCL SBCL SIO-C SIO-C 任意のGPIO I2Cクロック信号。
RESET RESET RESET RESET 任意のGPIO リセット信号出力。
NC VSYNC VSYNC VSYNC DCMI_VSYNC 垂直同期信号入力。
PWDN PWDN PWDN PWDN 任意のGPIO パワーダウン信号(アクティブHigh)出力。
NC HSYNC HREF HREF DCMI_HSYNC 水平同期信号入力。
NC D7 D7 Y9 DCMI_DI7 YUV/RGBビデオポートのビット[7]入力。
MCLK MCLK MCLK MCLK 任意のGPIO(GPTIM) システムクロック出力。
NC D6 D6 Y8 DCMI_DI6 YUV/RGBビデオポートのビット[6]入力。
NC D5 D5 Y7 DCMI_DI5 YUV/RGBビデオポートのビット[5]入力。
SCK PCLK/SCK PCLK PCLK DCMI_CLK ピクセルクロック入力。
NC D4 D4 Y6 DCMI_DI4 YUV/RGBビデオポートのビット[4]入力。
SD0 D0 D0 Y2 DCMI_DI0 YUV/RGBビデオポートのビット[0]入力。
SD3 D3 D3 Y5 DCMI_DI3 YUV/RGBビデオポートのビット[3]入力。
SD1 D1 D1 Y3 DCMI_DI1 YUV/RGBビデオポートのビット[1]入力。
SD2 D2 D2 Y4 DCMI_DI2 YUV/RGBビデオポートのビット[2]入力。
NC NC NC Y1 NC このセンサーでは未接続。
NC NC NC Y0 NC このセンサーでは未接続。

10ビットDVPカメラでは、GPIOが不足する場合は8ビット配線を使用してください。すべてのデータビットを接続するのは、GPIOに十分な余裕がある設計に限ります。

5.5.11. ボタンとモーター

  • 電源/リセットボタンにはアクティブHighのPA34を使用します。通常はピンをLowにプルダウンし、押下時にHighになります。PA34は10秒間の長押しによるハードウェアリセットに対応します。10 kΩのプルダウン抵抗はメイン基板に配置してください。
  • 抵抗分圧式GPADCボタンでは、分圧電圧でボタンを識別します。サンプリング精度を高めるため、ピン近くに0.1 µFの対地フィルターコンデンサーを配置してください。
  • 参考ラダー回路では、1.1 kΩ、2.8 kΩ、5.1 kΩの各ボタン抵抗に加え、10 kΩのプルダウン抵抗と100 nFのフィルターコンデンサーを使用しています。これらは図示回路の値です。電源条件と抵抗誤差を考慮してADCの判定しきい値を確認してください。
  • 外部ボタンにはESD保護を追加します。

図 5.5-4: 電源ボタンとGPADCボタンのリファレンス回路

図 5.5-4: 電源ボタンとGPADCボタンのリファレンス回路

振動による触覚フィードバックを実装する場合は、SF32LB57xの振動モーター用リファレンス回路を使用してください。低消費電力製品ではモーター電源をスイッチで制御できるようにし、PWM/制御ピンがブート、ディスプレイ、ストレージ、デバッグの要件と競合しないようにします。

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