SF32LB57xハードウェア設計ガイド — クロック、RF、ユーザーインターフェース¶
SF32LB57xハードウェア設計ガイドの一部
このページでは「回路図設計ガイドライン」のセクション5.3~5.5(クロック生成、RF、ユーザーインターフェース)を扱います。最小システムと電源に戻るか、ストレージと製造に進んでください。
5.3. クロック生成¶
クロック生成では、48 MHzメイン水晶振動子、32.768 kHz RTC水晶振動子に加え、RF、Bluetooth、RTC精度、低消費電力動作に影響する校正条件を扱います。回路図レビューとPCB配置の際は、水晶振動子の選定条件とレイアウト制約を確認してください。
5.3.1. 48 MHzメイン水晶振動子¶
推奨パラメーター:
| パラメーター | 推奨値 |
|---|---|
| 負荷容量CL | 7 pF~12 pF、8.8 pF程度を推奨 |
| 周波数許容差 | <= ±10 ppm |
| ESR | <= 30 Ω、22 Ω程度を推奨 |
原典では、CLとESRが小さいほど水晶振動子の消費電力が低くなるとしています。48 MHz水晶振動子の近くに並列マッチングコンデンサー用のフットプリントを確保してください。CLが12 pF未満の場合、原典ではこのコンデンサーを実装する必要はないとしています。
レイアウト要件:
- 水晶振動子はチップのピン近く、可能であればシールド缶内に配置します。
- PA、充電器、PMU、DC/DC、バッテリー、高速デジタル配線から離します。
- 可能であれば表層に配線し、線幅を0.1 mm、配線長を3 mm~10 mmとします。原典のレイアウト図に従い、
48M_XIと48M_XOの間隔を0.15 mm以上確保します。 - 表層の水晶振動子キープアウトはリファレンスデザインに合わせ、水晶振動子の直下には配線しないでください。隣接層のグラウンド銅箔については原典内で指示が矛盾しているため、下記の注記を確認してください。
- 3Dグラウンドシールドを設けますが、発振配線にグラウンドを近づけすぎないでください。
48 MHz水晶振動子のCL仕様範囲は7~12 pFで、約8.8 pFを推奨します。選択した水晶振動子について、製品ハードウェア上で発振回路との適合性と周波数誤差を確認してください。量産立ち上げフローに周波数校正を含め、ソフトウェアのデフォルト設定がすべての水晶振動子に適合すると仮定しないでください。
5.3.2. 32.768 kHz RTC水晶振動子¶
推奨パラメーター:
| パラメーター | 推奨値 |
|---|---|
| 負荷容量CL | 7 pFまたは11.5 pF(チップのデフォルトは11.5 pF、7 pFを使用する場合はレジスター変更が必要)。最低消費電力のため7 pFを推奨 |
| 周波数許容差 | <= ±20 ppm |
| ESR | <= 80 kΩ、38 kΩ程度を推奨 |
原典では、CLとESRを小さくすると水晶振動子の消費電力を低減できるとしています。32.768 kHz水晶振動子の負荷容量は7 pFまたは11.5 pFを選択でき、原典ではどちらも外付けマッチングコンデンサーは不要としています。それ以外の負荷容量を選ぶ場合は、回路を実測して必要なマッチング容量を決定してください。
レイアウト要件:
- 水晶振動子をチップ近くに配置し、配線を短くします。
- 線幅を0.1 mm、配線長を10 mm以下とします。原典のレイアウト図に従い、
32K_XIと32K_XOの間隔を0.15 mm以上確保し、立体的にグラウンドでシールドします。 - 表層の水晶振動子キープアウトはリファレンスデザインに合わせ、水晶振動子の直下には配線しないでください。隣接層のグラウンド銅箔については原典内で指示が矛盾しているため、下記の注記を確認してください。
- 水晶振動子領域を電源、RF、USB、SDIO、ディスプレイクロック、充電ノイズから離します。
| 水晶振動子 | 型番 | メーカー | 主なパラメーター |
|---|---|---|---|
| 48 MHz | E1SB48E001G00E | Hosonic | F0 = 48.000000 MHz、ΔF/F0 = -6~+8 ppm、CL = 8.8 pF、ESR <= 22 Ω、動作温度範囲-30~85 °C、2016サイズ。 |
| 32.768 kHz | ETST00327000LE | Hosonic | F0 = 32.768 kHz、ΔF/F0 = -20~+20 ppm、CL = 7 pF、ESR <= 70 kΩ、動作温度範囲-40~85 °C、3215サイズ。 |
| 48 MHz | SX20Y048000B31T-8.8 | TKD | F0 = 48.000000 MHz、ΔF/F0 = -10~+10 ppm、CL = 8.8 pF、ESR <= 40 Ω、動作温度範囲-20~75 °C、2016サイズ。ESRが大きいと静的消費電力がわずかに増加します。 |
| 32.768 kHz | SF32K32768D71T01 | TKD | F0 = 32.768 kHz、ΔF/F0 = -20~+20 ppm、CL = 7 pF、ESR <= 70 kΩ、動作温度範囲-40~85 °C、3215サイズ。 |
| 32.768 kHz | SF32WK32768D71T005 | TKD | F0 = 32.768 kHz、ΔF/F0 = -20~+20 ppm、CL = 7 pF、ESR <= 70 kΩ、動作温度範囲-40~85 °C、3215サイズ。 |
| 48 MHz | CN4048M000885C822000 | JWT | F0 = 48.000000 MHz、ΔF/F0 = -8~+8 ppm、CL = 8.8 pF、ESR <= 22 Ω、動作温度範囲-30~85 °C、2016サイズ。 |
| 32.768 kHz | DH2032K76807T2719002 | JWT | F0 = 32.768 kHz、ΔF/F0 = -20~+20 ppm、CL = 7 pF、ESR <= 70 kΩ、動作温度範囲-40~85 °C、3215サイズ。 |
32.768 kHz水晶振動子のCLはレジスター設定に合わせる必要があります。7 pF品ではPMUC->LXT_CR->CAP_SEL = 0、11.5 pF品ではPMUC->LXT_CR->CAP_SEL = 1に設定してください。推奨水晶振動子の多くは7 pFですが、ファームウェアによってはデフォルト値が異なる負荷容量を想定する場合があるため、EVT前に設定を確認してください。
原典内の水晶振動子下部の銅箔指示に不整合があります
原典では水晶振動子の下部銅箔について、クロック注記は第2層のグラウンド銅箔を少なくとも除去するよう指示し、クロック配線の説明は隣接層をキープアウトとしています。一方、断面図は配線下のL2にグラウンド銅箔を示し、積層の説明はL2を連続したグラウンドプレーンとしています。これらから独自に一つのルールを推定しないでください。PCBリリース前に、最新の承認済みSF32LB57xリファレンスデザインで確認してください。
5.3.3. 低消費電力クロック出力¶
Sleep、DeepSleep、Standby、Hibernateモードでは、PA24~PA27からRC10Kまたは32.768 kHzのクロックを出力できます。
Sleep、DeepSleep、Standbyモードでは、PA24~PA27からLPTIM2で生成した最大16 kHzのPWMクロックも出力できます。
5.4. RF¶
5.4.1. RF回路図¶
RF回路図の主な要件:
- スプリアス除去とアンテナ調整のため、アンテナ経路にπ型マッチング回路用のフットプリントを確保します。
- 参考回路図ではシャント位置にNCコンデンサー用のフットプリントを設け、直列位置に15 pF / 50 Vのコンデンサーを示しています。一方、原典では、すでにインピーダンス整合されたアンテナには追加のマッチング部品は不要としています。アンテナ設計とRF実測に基づいて実装部品を決め、図示の実装をすべての設計に適用しないでください。
- マッチング回路はアンテナ側ではなく、チップのRFピン近くに配置します。
AVDD_BRFのフィルターコンデンサーをチップ近くに配置し、近傍のビアを介してコンデンサーのグラウンドをメイングラウンドに直接接続します。- アンテナ、マッチング回路、RF ESD保護、コネクターを1つの信号経路として設計します。

5.4.2. RFのPCB設計¶
PCB設計要件:
- RF配線はシングルエンド50 Ωで引き回します。
- ビアと層変更を最小限に抑え、表層配線を優先します。
- 急角度や直角のコーナーを避けます。
- RF配線の両側にグラウンド銅箔とビアフェンスを設けます。
- RF配線の下に連続したグラウンドリファレンスを確保します。
- RF配線をDC/DC、水晶振動子、USB、SDIO、ディスプレイクロック、充電器の大電流経路などノイズ源から離します。
5.4.3. RFの立ち上げと校正¶
RF性能は実測で確認してください。回路図どおりに接続できていることは、検証の出発点にすぎません。
RF立ち上げ時の推奨確認項目:
- 48 MHz水晶振動子の周波数誤差と起動安定性を確認します。
- 伝導試験で送信出力、周波数誤差、受信感度、変調品質を確認します。
- 最終筐体、バッテリー、シールド缶、アンテナ配置を反映した状態でπ型マッチング回路を調整します。
- ディスプレイ点灯、充電中、USB/SDIO/画面更新の動作中、モーター動作中、オーディオ動作中にRF性能を確認します。
- 量産治具で水晶振動子の校正、基本的なRF試験、ファームウェア書き込みを行えるようにします。
Note
アンテナ整合は、最終製品に近い構造のハードウェア上で完了させてください。基板単体での整合結果は、通常、最終製品のRF性能を反映しません。
5.5. ユーザーインターフェース¶
5.5.1. ディスプレイ、タッチ、バックライト¶
パネルのタイミング、電源シーケンス、FPC配線、タッチによるウェイクアップ、ESD、バックライトのノイズは、基板の立ち上げ時に相互に影響することがあります。ディスプレイ、タッチ、バックライトを一つのインターフェース群として確認してください。
5.5.2. ディスプレイインターフェースの選定¶
SF32LB57xのLCDCは、デバイスの型番に応じて複数のディスプレイインターフェースに対応します。
| インターフェース | 用途 | ハードウェア上の注意 |
|---|---|---|
| SPI / QSPI | 小型TFT/AMOLED、ウェアラブル向けディスプレイ | 使用ピン数は少ない一方、帯域幅に制約があります。部分更新に適しています。 |
| 8080 MCU | パラレル接続のディスプレイパネル | シリアルインターフェースより帯域幅を確保できますが、使用ピン数が増えます。 |
| RGB / DPI | 中解像度・高解像度パネル | ピクセルを連続出力するため、帯域幅とタイミングに厳密な設計が必要です。 |
| MIPI DSI | 高画素密度のAMOLED | 少ないピン数で高帯域幅を実現できますが、初期化とシグナルインテグリティの設計が複雑です。 |
| EPD | 電子ペーパー | リフレッシュレートは低く、VCOM、PMIC、波形の設計が必要です。 |
| JDI | Memory-in-Pixel方式の低消費電力ディスプレイ | 常時表示や直射日光下での視認性が求められる製品に適しています。 |
ディスプレイに関する共通事項と例:
- ディスプレイコントローラーは、3線式SPI、4線式SPI、2データ線SPI、4データ線SPI、16ビットRGB、16ビットMCU 8080、16ビットEPD、シリアル/パラレルJDIに対応します。
- 対応する色深度はRGB888、RGB666、RGB565、RGB111です。最大解像度は1024 x 1024です。選択したデバイスで利用できるモードを確認してください。
- 高解像度の設計では、インターフェース帯域幅、ディスプレイRAM、PSRAM帯域幅、リフレッシュ方式を早い段階で確認してください。
- 独自のピン配置が不要な場合は、対象パネルのインターフェースに対応したSDK設定またはリファレンスデザインのIOグループを出発点にしてください。マトリクス配線には柔軟性がありますが、ソフトウェアでサポートされたIOグループを使うと、ドライバー開発と立ち上げのリスクを抑えられます。
- パネルの初期化、電源シーケンス、インターフェースモードは、パネルメーカーのデータシートに従ってください。
| ディスプレイインターフェース | 推奨する設計の出発点 |
|---|---|
| SPI / QSPI | ピン多重化表にある専用のLCDC1_SPI_*ピンを優先してください。マトリクス経由でLCDC SPI信号を割り当てる場合は、ディスプレイクロックを50 MHz以下にし、ドライブ強度を確認してください。 |
| RGB / DPI | 30 MHzを超える信号では、マトリクス経由のLCDC信号にPA22~PA50を使用してください。PA52~PA54はB1~B6に限り使用できます。低速設計では、タイミングを確認したうえでマトリクス割り当ても可能です。 |
| 8080 MCU | 高速設計ではRGB/DPIと同じ高速信号向けピン群のルールに従ってください。パネルに合わせてバス幅、タイミング、ドライブ強度を確認します。 |
| EPD | EPDバスが30 MHzを超える場合は、RGB/DPIと同じ高速信号向けピン群のルールに従い、VCOMとPMICの制御ピンも確認してください。 |
| JDI | LCDC JDI信号マッピング表に従い、利用可能な場合はSDKで設定済みのパネル構成を優先してください。 |
| MIPI DSI | 選択した型番とリファレンスデザインで定められたDSI信号割り当てを使用し、ソフトウェア担当者とレーン配線およびパネル初期化を確認してください。 |
| ドライバー | メーカー | 解像度 | 種別 | 主なインターフェース |
|---|---|---|---|---|
| RM69090 | Raydium | 368 x 448 | AMOLED | SPI, Quad SPI, MIPI-DSI |
| RM69330 | Raydium | 454 x 454 | AMOLED | SPI, Quad SPI, 8ビット8080 MCU, MIPI-DSI |
| ILI8688E | ILITEK | 368 x 448 | AMOLED | Quad SPI, MIPI-DSI |
| SH8601A | Shenghe | 454 x 454 | AMOLED | SPI, Quad SPI, 8ビット8080 MCU, MIPI-DSI |
| SPD2012 | Solomon | 356 x 400 | TFT | Quad SPI |
| GC9C01 | Galaxycore | 360 x 360 | TFT | Quad SPI |
| GC9B71 | Galaxycore | 320 x 380 | TFT | Quad SPI |
| ST77903 | Sitronix | 400 x 400 | TFT | Quad SPI |
| ICNA3311 | Chipone | 454 x 454 | AMOLED | Quad SPI |
| FT2308 | FocalTech | 410 x 494 | AMOLED | Quad SPI |
以下の表に、各ディスプレイインターフェースの信号とピンの対応を示します。選択したパネルのインターフェースに該当する表を参照してください。
| SPIパネル信号 | 57x信号 | 説明 |
|---|---|---|
CSx |
LCDC1_SPI_CS |
チップセレクト信号。 |
WRx_SCL |
LCDC1_SPI_CLK |
クロック信号。 |
DCx |
LCDC1_SPI_DIO1 |
4線式SPIモードではデータ/コマンド選択信号、Quad-SPIモードではDATA1です。 |
SDI_RDx |
LCDC1_SPI_DIO0 |
3線式/4線式SPIモードではデータ入力信号、Quad-SPIモードではDATA0です。 |
SDO |
LCDC1_SPI_DIO0 |
3線式/4線式SPIモードではデータ出力信号です。このピンとSDI_RDxを短い配線で接続してください。 |
D[0] |
LCDC1_SPI_DIO2 |
Quad-SPIモードのDATA2です。 |
D[1] |
LCDC1_SPI_DIO3 |
Quad-SPIモードのDATA3です。 |
RESET |
LCDC1_SPI_RSTB |
リセット信号。 |
TE |
LCDC1_SPI_TE |
MCUに送るティアリングエフェクト信号。 |
Note
専用のLCDC1_SPI_* Function 1ピンを優先してください。代わりにマトリクス経由のSPI信号(Function index 121-150)を使う場合は、クロックを50 MHz以下にし、GPIOのドライブ強度をDS1 = 0, DS0 = 1に設定してください。
| RGB888パネル信号 | RGB565パネル信号 | 57x信号 | 説明 |
|---|---|---|---|
| CLK | CLK | LCDC_DPI_CLK |
クロック信号。 |
| DE | DE | LCDC_DPI_DE |
DEモードのデータイネーブル信号。 |
| HSYNC | HSYNC | LCDC_DPI_HSYNC |
水平同期信号。 |
| VSYNC | VSYNC | LCDC_DPI_VSYNC |
垂直同期信号。 |
| R0 | - | LCDC_DPI_R0 |
赤データ0。 |
| R1 | - | LCDC_DPI_R1 |
赤データ1。 |
| R2 | - | LCDC_DPI_R2 |
赤データ2。 |
| R3 | R0 | LCDC_DPI_R3 |
赤データ3。 |
| R4 | R1 | LCDC_DPI_R4 |
赤データ4。 |
| R5 | R2 | LCDC_DPI_R5 |
赤データ5。 |
| R6 | R3 | LCDC_DPI_R6 |
赤データ6。 |
| R7 | R4 | LCDC_DPI_R7 |
赤データ7。 |
| G0 | - | LCDC_DPI_G0 |
緑データ0。 |
| G1 | - | LCDC_DPI_G1 |
緑データ1。 |
| G2 | G0 | LCDC_DPI_G2 |
緑データ2。 |
| G3 | G1 | LCDC_DPI_G3 |
緑データ3。 |
| G4 | G2 | LCDC_DPI_G4 |
緑データ4。 |
| G5 | G3 | LCDC_DPI_G5 |
緑データ5。 |
| G6 | G4 | LCDC_DPI_G6 |
緑データ6。 |
| G7 | G5 | LCDC_DPI_G7 |
緑データ7。 |
| B0 | - | LCDC_DPI_B0 |
青データ0。 |
| B1 | - | LCDC_DPI_B1 |
青データ1。 |
| B2 | - | LCDC_DPI_B2 |
青データ2。 |
| B3 | B0 | LCDC_DPI_B3 |
青データ3。 |
| B4 | B1 | LCDC_DPI_B4 |
青データ4。 |
| B5 | B2 | LCDC_DPI_B5 |
青データ5。 |
| B6 | B3 | LCDC_DPI_B6 |
青データ6。 |
| B7 | B4 | LCDC_DPI_B7 |
青データ7。 |
| LCDC信号 | モード0(RGB565 Conf1) | モード1(RGB565 Conf2) | モード2(RGB565 Conf3) | モード3(RGB666 Conf1) | モード4(RGB666 Conf2) | モード5(RGB888) | モード6(8ビット幅RGB666) | モード7(8ビット幅RGB888) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LCDC_IF0 |
B0 | B0 | - | B0 | B0 | B0 | R0/G0/B0 | R0/G0/B0 |
LCDC_IF1 |
B1 | B1 | B0 | B1 | B1 | B1 | R1/G1/B1 | R1/G1/B1 |
LCDC_IF2 |
B2 | B2 | B1 | B2 | B2 | B2 | R2/G2/B2 | R2/G2/B2 |
LCDC_IF3 |
B3 | B3 | B2 | B3 | B3 | B3 | R3/G3/B3 | R3/G3/B3 |
LCDC_IF4 |
B4 | B4 | B3 | B4 | B4 | B4 | R4/G4/B4 | R4/G4/B4 |
LCDC_IF5 |
G0 | - | B4 | B5 | B5 | B5 | R5/G5/B5 | R5/G5/B5 |
LCDC_IF6 |
G1 | - | - | G0 | - | B6 | - | R6/G6/B6 |
LCDC_IF7 |
G2 | - | - | G1 | - | B7 | - | R7/G7/B7 |
LCDC_IF8 |
G3 | G0 | G0 | G2 | G0 | G0 | - | - |
LCDC_IF9 |
G4 | G1 | G1 | G3 | G1 | G1 | - | - |
LCDC_IF10 |
G5 | G2 | G2 | G4 | G2 | G2 | - | - |
LCDC_IF11 |
R0 | G3 | G3 | G5 | G3 | G3 | - | - |
LCDC_IF12 |
R1 | G4 | G4 | R0 | G4 | G4 | - | - |
LCDC_IF13 |
R2 | G5 | G5 | R1 | G5 | G5 | - | - |
LCDC_IF14 |
R3 | - | - | R2 | - | G6 | - | - |
LCDC_IF15 |
R4 | - | - | R3 | - | G7 | - | - |
LCDC_IF16 |
- | R0 | - | R4 | R0 | R0 | - | - |
LCDC_IF17 |
- | R1 | R0 | R5 | R1 | R1 | - | - |
LCDC_IF18 |
- | R2 | R1 | - | R2 | R2 | - | - |
LCDC_IF19 |
- | R3 | R2 | - | R3 | R3 | - | - |
LCDC_IF20 |
- | R4 | R3 | - | R4 | R4 | - | - |
LCDC_IF21 |
- | - | R4 | - | R5 | R5 | - | - |
LCDC_IF22 |
- | - | - | - | - | R6 | - | - |
LCDC_IF23 |
- | - | - | - | - | R7 | - | - |
すべてのRGBモードでLCDC_IF24~LCDC_IF29は使用しません。
| MCU8080 16ビットパネル信号 | MCU8080 8ビットパネル信号 | 57x信号 | 説明 |
|---|---|---|---|
CSX |
CSX |
LCDC_8080_CS |
チップセレクト。 |
WR |
WR |
LCDC_8080_WR |
データ書き込み用のライトストローブ信号。 |
DC |
DC |
LCDC_8080_DC |
ディスプレイデータ/コマンド選択信号。 |
RD |
RD |
LCDC_8080_RD |
リードストローブ信号。 |
D[0] |
D[0] |
LCDC_8080_DIO0 |
データ0。 |
D[1] |
D[1] |
LCDC_8080_DIO1 |
データ1。 |
D[2] |
D[2] |
LCDC_8080_DIO2 |
データ2。 |
D[3] |
D[3] |
LCDC_8080_DIO3 |
データ3。 |
D[4] |
D[4] |
LCDC_8080_DIO4 |
データ4。 |
D[5] |
D[5] |
LCDC_8080_DIO5 |
データ5。 |
D[6] |
D[6] |
LCDC_8080_DIO6 |
データ6。 |
D[7] |
D[7] |
LCDC_8080_DIO7 |
データ7。 |
D[8] |
- | LCDC_8080_DIO8 |
データ8(16ビットモードのみ)。 |
D[9] |
- | LCDC_8080_DIO9 |
データ9(16ビットモードのみ)。 |
D[10] |
- | LCDC_8080_DIO10 |
データ10(16ビットモードのみ)。 |
D[11] |
- | LCDC_8080_DIO11 |
データ11(16ビットモードのみ)。 |
D[12] |
- | LCDC_8080_DIO12 |
データ12(16ビットモードのみ)。 |
D[13] |
- | LCDC_8080_DIO13 |
データ13(16ビットモードのみ)。 |
D[14] |
- | LCDC_8080_DIO14 |
データ14(16ビットモードのみ)。 |
D[15] |
- | LCDC_8080_DIO15 |
データ15(16ビットモードのみ)。 |
RESET |
RESET |
LCDC_8080_RSTB |
リセット。 |
TE |
TE |
LCDC_8080_TE |
MCUに送るティアリングエフェクト信号。 |
| EPD 16ビットパネル信号 | EPD 8ビットパネル信号 | 57x信号 | 説明 |
|---|---|---|---|
CLK |
CLK |
LCDC_TCON_SDCLK |
ソースドライバーのクロック。 |
CKV/CPV |
CKV/CPV |
LCDC_TCON_GDCLK |
ゲートドライバーのクロック。 |
SPH |
SPH |
LCDC_TCON_SDSTL |
ソースドライバーのスタートパルス。 |
SPV/STV |
SPV/STV |
LCDC_TCON_GDSP |
ゲートドライバーのスタートパルス。 |
LE |
LE |
LCDC_TCON_SDLE |
ソースドライバーのラッチイネーブル。 |
OE |
OE |
LCDC_TCON_SDOE |
ソースドライバーの出力イネーブル。 |
D0 |
D0 |
LCDC_TCON_SDAT0 |
ソースドライバーのデータ信号ビット0。 |
D1 |
D1 |
LCDC_TCON_SDAT1 |
ソースドライバーのデータ信号ビット1。 |
D2 |
D2 |
LCDC_TCON_SDAT2 |
ソースドライバーのデータ信号ビット2。 |
D3 |
D3 |
LCDC_TCON_SDAT3 |
ソースドライバーのデータ信号ビット3。 |
D4 |
D4 |
LCDC_TCON_SDAT4 |
ソースドライバーのデータ信号ビット4。 |
D5 |
D5 |
LCDC_TCON_SDAT5 |
ソースドライバーのデータ信号ビット5。 |
D6 |
D6 |
LCDC_TCON_SDAT6 |
ソースドライバーのデータ信号ビット6。 |
D7 |
D7 |
LCDC_TCON_SDAT7 |
ソースドライバーのデータ信号ビット7。 |
D8 |
D8 |
LCDC_TCON_SDAT8 |
ソースドライバーのデータ信号ビット8。 |
D9 |
- | LCDC_TCON_SDAT9 |
ソースドライバーのデータ信号ビット9(16ビットモードのみ)。 |
D10 |
- | LCDC_TCON_SDAT10 |
ソースドライバーのデータ信号ビット10(16ビットモードのみ)。 |
D11 |
- | LCDC_TCON_SDAT11 |
ソースドライバーのデータ信号ビット11(16ビットモードのみ)。 |
D12 |
- | LCDC_TCON_SDAT12 |
ソースドライバーのデータ信号ビット12(16ビットモードのみ)。 |
D13 |
- | LCDC_TCON_SDAT13 |
ソースドライバーのデータ信号ビット13(16ビットモードのみ)。 |
D14 |
- | LCDC_TCON_SDAT14 |
ソースドライバーのデータ信号ビット14(16ビットモードのみ)。 |
D15 |
- | LCDC_TCON_SDAT15 |
ソースドライバーのデータ信号ビット15(16ビットモードのみ)。 |
GMODE |
GMODE |
任意のGPIO | ゲートドライバーの出力モード選択。 |
VPOS |
VPOS |
- | EPD PMIC信号。ソースドライバー用の正電源。 |
VNEG |
VNEG |
- | EPD PMIC信号。ソースドライバー用の負電源。 |
VGH |
VGH |
- | EPD PMIC信号。ゲートドライバー用の正電源。 |
VGL |
VGL |
- | EPD PMIC信号。ゲートドライバー用の負電源。 |
VCOM |
VCOM |
- | EPD PMIC信号。共通電極への接続。 |
WAKEUP |
WAKEUP |
任意のGPIO | EPD PMICのウェイクアップ。 |
PWRUP |
PWRUP |
任意のGPIO | EPD PMICの電源投入。 |
I2C_SDA |
I2C_SDA |
任意のGPIO | EPD PMICのI2Cデータ。 |
I2C_SCL |
I2C_SCL |
任意のGPIO | EPD PMICのI2Cクロック。 |
PWRCOM |
PWRCOM |
任意のGPIO | EPD PMICのVCOM_CTRL。VCOM有効化信号。 |
GOOD |
GOOD |
任意のGPIO | EPD PMICのパワーグッド出力。 |
| パラレルJDIパネル信号 | 57x信号 | 説明 |
|---|---|---|
VST/GSP |
LCDC_JDI_VST |
垂直ドライバーの開始信号。 |
ENB/GEN |
LCDC_JDI_ENB |
ピクセルメモリーの書き込みイネーブル信号。 |
FRP/VA |
#LPTIM2_OUTB |
液晶駆動信号(「オフ」画素)。 |
HST/BSP |
LCDC_JDI_HST |
水平ドライバーの開始信号。 |
R1 |
LCDC_JDI_R1 |
赤の画像データ(奇数画素)。 |
G1 |
LCDC_JDI_G1 |
緑の画像データ(奇数画素)。 |
B1 |
LCDC_JDI_B1 |
青の画像データ(奇数画素)。 |
VCOM |
#LPTIM2_OUT |
共通電極の駆動信号。 |
B2 |
LCDC_JDI_B2 |
青の画像データ(偶数画素)。 |
G2 |
LCDC_JDI_G2 |
緑の画像データ(偶数画素)。 |
R2 |
LCDC_JDI_R2 |
赤の画像データ(偶数画素)。 |
HCK/BCK |
LCDC_JDI_HCK |
水平ドライバーのシフトクロック。 |
XFRP/VB |
#LPTIM2_OUT |
液晶駆動信号(「オン」画素)。 |
XRST/INTB |
LCDC_JDI_XRST |
水平・垂直ドライバーのリセット信号。 |
VCK/GCK |
LCDC_JDI_VCK |
垂直ドライバーのシフトクロック。 |
| シリアルJDIパネル信号 | 57x信号 | 説明 |
|---|---|---|
SCLK |
LCDC_JDI_SCLK |
シリアルクロック信号。 |
SI |
LCDC_JDI_SO |
シリアルデータ入力信号。 |
SCS |
LCDC_JDI_SCS |
チップセレクト信号。 |
EXTCOMIN |
LCDC_JDI_EXTCOMIN |
COM反転極性の入力信号。 |
DISP |
LCDC_JDI_DISP |
ディスプレイのオン/オフ切り替え信号。 |
Note
RGB、MCU8080、EPDのGPIO選定: 信号周波数が30 MHz未満であれば、対応するLCDC信号を任意のピンに割り当てられます。30 MHzを超える場合、マトリクス経由のLCDC信号にはPA22~PA50を使用してください。PA52~PA54はB1~B6に限り使用できます。いずれの場合もGPIOのドライブ強度をDS1 = 0, DS0 = 1に設定してください。
| CTPパネル信号 | 57x信号 | 説明 |
|---|---|---|
| 割り込み | 任意のGPIO | タッチ状態の割り込み信号(ウェイクアップ対応)。 |
I2C1_SCL |
任意のGPIO | タッチスクリーンのI2Cクロック信号。 |
I2C1_SDA |
任意のGPIO | タッチスクリーンのI2Cデータ信号。 |
BL_PWM |
任意のGPIO | バックライトのPWM制御信号。 |
| リセット | 任意のGPIO | リセット信号。 |
5.5.3. ディスプレイとタッチの設計指針¶
- ディスプレイとバックライトの電源は個別に制御し、製品要件で必要な場合を除き、起動時はオフにします。
- 高速ディスプレイクロックでは、EMI調整用に直列抵抗と、必要に応じて未実装(NC)とするシャントコンデンサーのフットプリントを確保します。
- FPC、ディスプレイコネクター、タッチ配線をRFアンテナ領域から離します。
- タッチによるウェイクアップが必要な場合は、タッチINTをウェイクアップ対応GPIOに接続します。
- ディスプレイ、タッチIC、MCUのIO電圧ドメインを一致させます。
- 外部に露出するディスプレイおよびタッチインターフェースにはESD保護を追加します。
- SPI/QSPIディスプレイ信号には専用ピン群を優先してください。RGB、8080、EPDなどの高速パラレルインターフェースには高速出力に適したピン群を選び、レイアウト上のタイミング整合性を保ちます。
- SPI/QSPIをマトリクス経由で配線する場合は、クロックを50 MHz以下にし、GPIOのドライブ強度を
DS1 = 0, DS0 = 1に設定します。 - RGB、MCU8080、EPDの信号が30 MHzを超える場合、マトリクス配線には
PA22~PA50を優先してください。PA52~PA54はB1~B6に限り使用できます。
5.5.4. ディスプレイの立ち上げ手順¶
一度に確認する要素が増えすぎないよう、段階的にディスプレイを立ち上げてください。
- ディスプレイ電源、リセット、バックライト/イネーブル、パネルIDの読み出しを確認します。
- 安定して動作する最低速度で単色を表示し、RGBの順序、色深度、走査方向を確認します。
- 部分更新領域、TE信号、フレーム同期、コマンド/ビデオモードの動作を確認します。
- インターフェース速度を段階的に上げ、その後LVGL、ePicasso、DMA、バックライト調光を追加します。
- 最後に、スリープ、ウェイクアップ、画面消灯/点灯、充電器の接続/取り外し、Bluetooth接続中の動作を検証します。
画面のノイズ、ティアリング、色違い、断続的な更新失敗が発生した場合は、まずパネル初期化、インターフェースタイミング、ピクセル形式、更新領域、キャッシュコヒーレンシ、FPCのシグナルインテグリティを確認してください。
5.5.5. オーディオ¶
オーディオはノイズの影響を受けやすいサブシステムとしてまとめて確認してください。マイクバイアス、オーディオ基準電圧、アナログ入力、DAC出力、デジタルオーディオクロック、外部PA制御、筐体音響を一体で検討します。
SF32LB57xは、シングルエンド入力または差動入力に対応するアナログADC入力を2系統、スピーカーやヘッドホンの駆動に外部PAが必要な差動アナログDAC出力を1系統備えています。また、PDMデジタルマイク入力を2系統備え、合計最大4個のデジタルマイクに対応します。
5.5.6. アナログオーディオ入力¶
設計指針:
- MIC_BIAS、AUD_VREF、AVDD33_AUDのデカップリングコンデンサーをチップ近くに配置します。
- アナログマイク入力にはDCカットコンデンサーを追加します。2.2 µF以上を推奨します。
- アナログ入力部品をチップのピン近くに配置します。
- ADCPなどのアナログ配線は短くし、シールドしてノイズ源から離します。
- 多重化GPIOをアナログ入力に使用する場合は、必要に応じてピンをハイインピーダンスに設定します。
| オーディオ信号 | 57x信号/ピン | 説明 |
|---|---|---|
MIC_BIAS |
PA56 |
マイクバイアス電源。 |
ADC1P |
PA55 |
シングルエンドのマイク入力または差動入力の正側。 |
ADC1N |
PA09 |
差動入力の負側。 |
ADC2P |
PA10 |
シングルエンドのマイク入力または差動入力の正側。 |
ADC2N |
PA11 |
差動入力の負側。 |
PDM1_CLK / PDM1_DATA |
マトリクス経由で任意のGPIO | PDMインターフェース1のクロック信号とデータ信号。 |
PDM2_CLK / PDM2_DATA |
マトリクス経由で任意のGPIO | PDMインターフェース2のクロック信号とデータ信号。 |
DAC1P |
DACP |
差動アナログオーディオ出力の正側。 |
DAC1N |
DACN |
差動アナログオーディオ出力の負側。 |

参考回路では、各マイクのバイアスに1 kΩの抵抗を使い、4.7 µFのバイアス用デカップリングコンデンサー、入力に2.2 µFの直列コンデンサー、ADC入力からGNDに10 nFのコンデンサーを配置しています。これらは図示された参考回路の値です。選択したマイクとアナログ入力回路に合わせて確認してください。

参考図では、各PDMインターフェースに2個のマイクを接続し、クロックとデータを共有しています。左右チャンネルを区別するため、各マイクのSELECTピンを異なるレベルに設定し、各マイクの電源近くに100 nFのバイパスコンデンサーを配置しています。図のデータネット名はPDM1_DAT/PDM2_DATですが、信号表ではPDM1_DATA/PDM2_DATAと表記されています。実装時は対象デバイスのピン/マトリクス表で正式名称を確認してください。
5.5.7. アナログオーディオ出力¶
設計指針:
- DACP/DACNは差動ペアとして配線します。
- 配線を短くして長さを揃え、RF、DC/DC、USB、SDIO、ディスプレイクロックから離します。
- 出力RCマッチング回路をチップ近くに配置します。
- 寄生容量をオーディオ要件の範囲内に抑えます。
- オーディオ電源と基準電圧の経路は、ノイズを抑えて短くします。
図5.5-3の推奨回路に従ってください。破線枠内の差動ローパスフィルターは、高周波干渉を抑え、オーディオ出力の信号対雑音比を改善するため、チップのピン近くに配置する必要があります。

図示のNS4150B回路は+5 V電源を使用し、DAC入力に100 nFのカップリングコンデンサーと43.2 kΩの入力抵抗を配置しています。PA51でアンプのイネーブルを制御し、5.1 MΩのプルダウン抵抗を設けています。図にはアンプの静止電流3 mA、シャットダウン時0.1 µA、プルダウン電流0.6 µAが記載されています。これらは図示された回路の値であり、PA全般の仕様ではありません。選定したアンプとシステム要件に照らして確認してください。
5.5.8. デジタルオーディオ¶
I2SおよびPDMでは、次の点を確認してください。
- ペリフェラルのIO電圧を一致させます。
- クロック配線長、クロストーク、基準グラウンドの連続性を確認します。
- マイク、コーデック、PA、MCUの電源シーケンスを確認します。
- スリープ中にデジタルオーディオペリフェラルが安全な状態になることを確認します。
5.5.9. オーディオの検証¶
オーディオの問題には、ハードウェア、筐体、ソフトウェアゲイン、電源ノイズが同時に関係することがあります。次の項目を検証してください。
- アイドル時、録音時、再生時、充電中のノイズ。
- ディスプレイ更新、Bluetooth送信、モーター振動、USB接続、SDIO動作中のクロストーク。
- マイクバイアス電圧、DCカットコンデンサーの極性と容量、入力同相電圧範囲。
- DACP/DACNの差動出力レベル、負荷整合、外部PAの入力範囲。
- PDM/I2Sのクロック周波数、チャンネル割り当て、サンプルレート設定。
5.5.10. カメラ¶
カメラインターフェースは最大16ビットのDVP、2データ線SPI、および4データ線QSPIに対応します。
設計指針:
- インターフェース幅、クロック、同期信号、データ線、ピン多重化設定を確認します。
- カメラ電源、リセット、PWDN、クロックをMCUから制御できるようにします。
- カメラのデータ線とクロック線は長さを揃えてまとめ、RFおよびアナログ信号から離します。
- 高速カメラ配線の基準グラウンドを連続させます。
- 必要に応じてカメラコネクターまたはFPCにESD保護を追加します。
推奨するカメラの立ち上げ手順:
- まずカメラ電源、リセット、PWDN、MCLK、I2C/SPI制御経路を確認します。
- センサーIDを読み出し、初期化テーブルと出力形式を確認します。
- 低解像度・低フレームレートのモードを使用して、PCLK、VSYNC、HSYNC/HREF、データ線の割り当てを検証します。
- 基本動作が安定してから解像度とフレームレートを上げ、ディスプレイ更新、ストレージ書き込み、Bluetooth接続と同時に動作させて確認します。
| GC032A SPI4 | GC032A DVP8 | GC2145 DVP8 | OV2640 DVP10 | 57x信号 | 説明 |
|---|---|---|---|---|---|
SBDA |
SBDA |
SIO-D |
SIO-D |
任意のGPIO | I2Cデータ信号。 |
SBCL |
SBCL |
SIO-C |
SIO-C |
任意のGPIO | I2Cクロック信号。 |
RESET |
RESET |
RESET |
RESET |
任意のGPIO | リセット信号出力。 |
| NC | VSYNC |
VSYNC |
VSYNC |
DCMI_VSYNC |
垂直同期信号入力。 |
PWDN |
PWDN |
PWDN |
PWDN |
任意のGPIO | パワーダウン信号(アクティブHigh)出力。 |
| NC | HSYNC |
HREF |
HREF |
DCMI_HSYNC |
水平同期信号入力。 |
| NC | D7 |
D7 |
Y9 |
DCMI_DI7 |
YUV/RGBビデオポートのビット[7]入力。 |
MCLK |
MCLK |
MCLK |
MCLK |
任意のGPIO(GPTIM) | システムクロック出力。 |
| NC | D6 |
D6 |
Y8 |
DCMI_DI6 |
YUV/RGBビデオポートのビット[6]入力。 |
| NC | D5 |
D5 |
Y7 |
DCMI_DI5 |
YUV/RGBビデオポートのビット[5]入力。 |
SCK |
PCLK/SCK |
PCLK |
PCLK |
DCMI_CLK |
ピクセルクロック入力。 |
| NC | D4 |
D4 |
Y6 |
DCMI_DI4 |
YUV/RGBビデオポートのビット[4]入力。 |
SD0 |
D0 |
D0 |
Y2 |
DCMI_DI0 |
YUV/RGBビデオポートのビット[0]入力。 |
SD3 |
D3 |
D3 |
Y5 |
DCMI_DI3 |
YUV/RGBビデオポートのビット[3]入力。 |
SD1 |
D1 |
D1 |
Y3 |
DCMI_DI1 |
YUV/RGBビデオポートのビット[1]入力。 |
SD2 |
D2 |
D2 |
Y4 |
DCMI_DI2 |
YUV/RGBビデオポートのビット[2]入力。 |
| NC | NC | NC | Y1 |
NC | このセンサーでは未接続。 |
| NC | NC | NC | Y0 |
NC | このセンサーでは未接続。 |
10ビットDVPカメラでは、GPIOが不足する場合は8ビット配線を使用してください。すべてのデータビットを接続するのは、GPIOに十分な余裕がある設計に限ります。
5.5.11. ボタンとモーター¶
- 電源/リセットボタンにはアクティブHighの
PA34を使用します。通常はピンをLowにプルダウンし、押下時にHighになります。PA34は10秒間の長押しによるハードウェアリセットに対応します。10 kΩのプルダウン抵抗はメイン基板に配置してください。 - 抵抗分圧式GPADCボタンでは、分圧電圧でボタンを識別します。サンプリング精度を高めるため、ピン近くに0.1 µFの対地フィルターコンデンサーを配置してください。
- 参考ラダー回路では、1.1 kΩ、2.8 kΩ、5.1 kΩの各ボタン抵抗に加え、10 kΩのプルダウン抵抗と100 nFのフィルターコンデンサーを使用しています。これらは図示回路の値です。電源条件と抵抗誤差を考慮してADCの判定しきい値を確認してください。
- 外部ボタンにはESD保護を追加します。

振動による触覚フィードバックを実装する場合は、SF32LB57xの振動モーター用リファレンス回路を使用してください。低消費電力製品ではモーター電源をスイッチで制御できるようにし、PWM/制御ピンがブート、ディスプレイ、ストレージ、デバッグの要件と競合しないようにします。
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