SF32LB52xハードウェア設計ガイド — PCBレイアウトチェックリスト¶
SF32LB52xハードウェア設計ガイドの一部
このページでは、第 6.15 節のPCBレイアウトチェックリストを示します。PCBレイアウト指針に戻ってください。
6.15. PCBレイアウトチェックリスト¶
元のPCBチェックリストには「適用対象」列がありません。選択した型番と回路に該当する端子、電源ライン、機能がある場合に各項目を適用し、ない場合は「該当なし」とします。元の「必須/任意」区分は維持しますが、「任意」はデバイス仕様で必要な部品を省略してよいという意味ではありません。
元資料における水晶振動子周辺の銅箔処理
チェックリストのクロック項目3は、銅箔禁止領域を設ける層を明確にしていません。電池駆動バリアント向けアプリケーションノート内でも記述が一致せず、クロック節は水晶振動子直下のL2 GNDの除去を指示する一方、PCB配線節はトップ層と隣接層のプレーン欠落や銅箔の切り欠きを禁止し、配線モデルではL2 GNDが連続しています。別のPCBレイアウトガイドも切り欠きを禁止しています。リリース前に、選択した基板スタックアップでの処理方法をSiFliに確認し、チェックリストの文面から推測しないでください。
配線幅の確認
元の表ではVCC ≥12 mil、BUCK配線 ≥10 mil、RF ≥10 milと規定しています。第 6 節にはVCCとBUCKのより厳しい指針があり、RFは >10 milを推奨しています。RFの50 Ω要件を含め、両方の適用条件を満たしてください。チェックリストの最小値で詳細なレイアウト指針を置き換えることはできません。
6.15.1. パッケージ¶
表 6.15.1-1: パッケージのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | フットプリントがパッケージ仕様に適合している | 必須 |
6.15.2. 電源配線¶
表 6.15.2-1: 電源配線のチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | VBUS電源配線幅 ≥16 mil | 必須 |
| 2 | VBAT電源配線幅 ≥16 mil | 必須 |
| 3 | VCC電源配線幅 ≥12 mil | 必須 |
| 4 | LDO2_OUT電源配線幅 ≥10 mil | 必須 |
| 5 | LDO3_OUT電源配線幅 ≥8 mil | 必須 |
| 6 | PMU_BUCK_VSWおよびPMU_BUCK_VOUTの配線幅 ≥10 mil | 必須 |
| 7 | AVDD_BRF電源配線幅 ≥8 mil | 必須 |
| 8 | AVDD33_AUD電源配線幅 ≥8 mil | 必須 |
6.15.3. 電源コンデンサーとインダクターの配置¶
表 6.15.3-1: 電源コンデンサーとインダクターの配置チェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | VBUSコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 2 | VBATコンデンサーを端子の近くに配置する | 任意 |
| 3 | VCCコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 4 | LDO2_OUTコンデンサーを端子の近くに配置する | 任意 |
| 5 | LDO3_OUTコンデンサーを端子の近くに配置する | 任意 |
| 6 | VSYSコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 7 | BUCKインダクターをチップの近くに配置する | 任意 |
| 8 | BUCKデカップリングコンデンサーをチップ端子のできるだけ近くに配置する | 必須 |
| 9 | VDD_HPSYSコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 10 | VDD_LPSYSコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 11 | VDD_RETコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 12 | VDD_RTCコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 13 | AVDD_BRFコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 14 | AVDD33_AUDコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
6.15.4. クロック¶
表 6.15.4-1: クロックのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | 水晶振動子をチップの近くに配置する | 必須 |
| 2 | 水晶振動子の周囲にGNDシールドを設ける | 必須 |
| 3 | 選択したスタックアップでの水晶振動子周辺の銅箔処理をSiFliに確認する。上記の資料間の相違に関する注記を参照 | 必須 |
| 4 | 水晶振動子の配線端から隣接するGND銅箔端までの間隔を、配線幅の1.5倍より大きくする | 必須 |
| 5 | 32.768 kHz水晶振動子のXI/XO平行配線間隔を0.15 mm以上にする | 必須 |
6.15.5. ボタン¶
表 6.15.5-1: ボタンのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | ボタンのESD保護素子をボタンの近くに配置する | 必須 |
6.15.6. RF¶
表 6.15.6-1: RFのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | RF配線がシングルエンド50 Ωの特性インピーダンス要件を満たしている | 必須 |
| 2 | RF配線幅 ≥10 mil | 必須 |
| 3 | RF配線の両側に60 mil以上のGND銅箔を設け、十分なステッチングビアでメイングラウンドに接続する | 必須 |
| 4 | 実装スペースを確保した π型アンテナ整合回路をチップの近くに配置する | 必須 |
| 5 | RF信号の直下に途切れのないGNDプレーンを設ける | 必須 |
| 6 | RF信号の直下に高速デジタル信号配線を通さない | 必須 |
| 7 | RF信号の直下に高di/dtの電源配線を通さない | 必須 |
6.15.7. オーディオ¶
表 6.15.7-1: オーディオのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | ADCPに立体的なGNDシールドを設ける | 必須 |
| 2 | DACP/DACNを差動配線し、立体的なGNDシールドを設ける | 必須 |
| 3 | 寄生容量が10 pF未満になるよう、DACP/DACNの配線を十分に短くする | 必須 |
| 4 | AVDD_BRF/AVDD33_AUDの電源配線をGNDガードし、大電流や強い干渉を伴う信号から離す | 必須 |
6.15.8. ADC¶
表 6.15.8-1: ADCのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | GPADC信号と並走する高速信号配線にはGNDガードを設ける | 必須 |
6.15.9. テストポイント¶
表 6.15.9-1: テストポイントのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | テストポイントの位置が、プローブ測定または治具でのはんだ付けに適している | 必須 |
| 2 | 書き込み用テストポイント(VBAT、GND、PA18/DBG_UART_RXD、PA19/DBG_UART_TXD、LDO2_OUT、PA0、PA1、PA34など)が、テスト治具のサイズおよび位置要件を満たしている | 必須 |
6.15.10. GND¶
表 6.15.10-1: GNDのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | メインチップに隣接する層を、十分なGNDビアを備えた連続したメイングラウンドプレーンにする | 必須 |
| 2 | 露出パッド(EPAD)をビアでメイングラウンドに接続する | 必須 |
| 3 | チップの下に十分なGNDビアを設け、メイングラウンドプレーンに接続する | 必須 |
| 4 | 基板の外周に沿ってGNDビアを配置する | 必須 |
最終更新: