SF32LB58xハードウェア設計ガイド — PCBレイアウトチェックリスト¶
SF32LB58xハードウェア設計ガイドの一部
6.18節のPCBレイアウト項目別チェックリストです。PCBレイアウト指針に戻ります。
6.18. PCBレイアウトチェックリスト¶
各表はPCBレイアウトの確認領域ごとに分かれています。「適用対象」列のないチェック項目は、このチェックリストが対象とするすべてのSF32LB58x PCB設計に適用されます。
6.18.1. パッケージ¶
表 6.18.1-1: パッケージのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | PCBのフットプリントがパッケージ仕様に適合している | 必須 |
6.18.2. 電源¶
表 6.18.2-1: 電源のチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | VDD1電源配線幅が8 mil以上 | 必須 |
| 2 | VDD2電源配線幅が8 mil以上 | 必須 |
| 3 | BUCK1_VSWおよびBUCK1_VOUTの配線幅が8 mil以上 | 必須 |
| 4 | BUCK2_VSWおよびBUCK2_VOUTの配線幅が8 mil以上 | 必須 |
| 5 | VDDIOA電源配線幅が10 mil以上 | 必須 |
| 6 | VDDIOA2電源配線幅が10 mil以上 | 必須 |
| 7 | VDDIOB電源配線幅が10 mil以上 | 必須 |
| 8 | VDDIOSA電源配線幅が6 mil以上 | 必須 |
| 9 | VDDIOSB電源配線幅が6 mil以上 | 必須 |
| 10 | VDDIOSC電源配線幅が6 mil以上 | 必須 |
| 11 | AVDD33_USB電源配線幅が6 mil以上 | 必須 |
| 12 | AVDD33_ANA電源配線幅が6 mil以上 | 必須 |
| 13 | AVDD_BRF電源配線幅が8 mil以上 | 必須 |
| 14 | AVDD33_AUD電源配線幅が6 mil以上 | 必須 |
| 15 | AVDD33_DSI電源配線幅が8 mil以上 | 必須 |
6.18.3. 電源コンデンサーとインダクターの配置¶
表 6.18.3-1: 電源コンデンサーとインダクターの配置チェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | VDD1コンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 2 | VDD2コンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 3 | BUCK1インダクターをチップの近くに配置する | 必須 |
| 4 | BUCK1コンデンサーをチップ端子のできるだけ近くに配置する | 必須 |
| 5 | BUCK2インダクターをチップの近くに配置する | 必須 |
| 6 | BUCK2コンデンサーをチップ端子のできるだけ近くに配置する | 必須 |
| 7 | HPSYS_LDO_VOUTコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 8 | LPMU_VDD07_RETコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 9 | LPMU_VDD11_RTCコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 10 | VDDIOAコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 11 | VDDIOA2コンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 12 | VDDIOBコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 13 | VDDIOSAコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 14 | VDDIOSBコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 15 | VDDIOSCコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 16 | AVDD33_USBコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 17 | AVDD33_ANAコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 18 | AVDD_BRFコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 19 | AVDD33_AUDコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
| 20 | AVDD33_DSIコンデンサーを端子の近くに配置する | 必須 |
6.18.4. クロック¶
表 6.18.4-1: クロックのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | 水晶振動子をチップの近くに配置する | 必須 |
| 2 | 水晶振動子の周囲にGNDシールドを設ける | 必須 |
| 3 | 水晶振動子の下には銅箔を設けない。4層基板では、少なくとも第 1 層(最上層)、第 2 層、第 3 層に銅箔禁止領域を設ける | 必須 |
| 4 | 水晶振動子の配線とGNDガード銅箔との間隔を、配線幅の3倍より大きくする | 必須 |
水晶振動子のキープアウト層をSiFliに確認してください
チェックリストのワークブックは、4層基板では第 1、第 2、第 3 層を銅箔キープアウトとしています。PCBレイアウト指針は水晶振動子領域の最上層とその下の隣接層を指定しています。第 3 層を含めるかどうかで資料間に差があります。SiFliの確認なしに最終要件を推測しないでください。
6.18.5. ボタン¶
表 6.18.5-1: ボタンのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | ボタンのESD保護素子をボタンの近くに配置する | 必須 |
6.18.6. RF¶
表 6.18.6-1: RFのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | RF配線がシングルエンド50 Ωの特性インピーダンス要件を満たしている | 必須 |
| 2 | RF配線幅 ≥10 mil | 必須 |
| 3 | チップの近くに π型アンテナ整合回路用のフットプリントを確保する | 必須 |
| 4 | RF信号の直下に途切れのないGNDプレーンを設ける | 必須 |
| 5 | RF信号の直下に高速デジタル信号配線を通さない | 必須 |
| 6 | RF信号の直下に高di/dtの電源配線を通さない | 必須 |
6.18.7. オーディオ¶
表 6.18.7-1: オーディオのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | AU_ADC1PとAU_ADC1Nの並走配線にGNDガードを設ける | 必須 |
| 2 | AU_ADC2PとAU_ADC2Nの並走配線にGNDガードを設ける | 必須 |
| 3 | AU_DAC1PとAU_DAC1Nの並走配線にGNDガードを設ける | 必須 |
| 4 | AU_DAC2PとAU_DAC2Nの並走配線にGNDガードを設ける | 必須 |
| 5 | AU_DAC1P、AU_DAC1N、AU_DAC2P、AU_DAC2Nの配線容量が < 10 pF、配線長が < 2 cm | 必須 |
DAC配線長の上限が資料間で一致しません
このワークブックはDAC配線長を2 cm未満(20 mm)としていますが、PCBレイアウト指針は2 mm未満としています。上限は10倍異なります。SiFliの確認なしに一方の値を選ばないでください。
6.18.8. 高速信号¶
表 6.18.8-1: 高速信号のチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | DSI差動信号が100 Ωの差動インピーダンス要件を満たしている | 必須 |
| 2 | DSIデータ差動ペアとクロック差動ペアの配線長差を200 mil以内にする | 必須 |
| 3 | DSI信号をできるだけ同じ層に配線する | 必須 |
DSI差動ペア間の上限が資料間で一致しません
このワークブックはDSIデータ差動ペアとクロック差動ペアの長さ差を200 mil(5.08 mm)以内としています。PCBレイアウト指針はペア間のスキューを ≤2 mm、ペア内を ≤0.5 mmとしています。ペア間の上限が一致しないため、レイアウト確定前にSiFliへ適用値を確認してください。
6.18.9. ADC¶
表 6.18.9-1: ADCのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | GPADC信号を高速でスイッチングする信号と並走させない。やむを得ず並走させる場合は、適切なGNDガードを設ける | 必須 |
| 2 | バッテリー電圧分圧抵抗をチップ入力端子の近くに配置する | 必須 |
| 3 | SDMADC信号を高速でスイッチングする信号と並走させない。やむを得ず並走させる場合は、適切なGNDガードを設ける | 任意 |
6.18.10. テストポイント¶
表 6.18.10-1: テストポイントのチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | テストポイントの位置が、プローブ測定または治具でのはんだ付けに適している | 必須 |
| 2 | 書き込み/ダウンロードおよび水晶校正用テストポイント(VBAT、GND、SWDIO、SWCLK、VDDIOB、MODE、RESET、UART4_TXD、UART4_RXDなど)が、治具のサイズと位置の要件を満たしている | 必須 |
6.18.11. PCB積層¶
表 6.18.11-1: PCB積層のチェックリスト
| 番号 | チェック項目 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | メインチップに隣接する層を、途切れのないメイングラウンドプレーンにする | 必須 |
最終更新: